2013年04月30日

和歌山市の歴史的建造物

和歌山市の歴史的建造物
岡公園から見た和歌山城

和歌山市の歴史的建造物
二の丸庭園

和歌山市の歴史的建造物
紀伊風土器の丘の資料館


和歌山県北部に位置する和歌山市。江戸時代には御三家のひとつである紀州徳川家が治める紀州藩の城下町として栄えていた。そんな和歌山市には様々な歴史的建造物がある。その一つに和歌山城がある。別名「虎伏竹垣城」と呼ばれており、この名前の由来は、和歌山城の建つ山が虎の伏した姿に似ていたためと言われている。和歌山城は和歌山県庁、市役所その他公共施設数多くある市の中枢地にあり、和歌山市のシンボルである。和歌山城は徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城である。その敷地の中には小さい動物園もあるため、和歌山市民のほとんどが一度は訪れたことがある場所である。動物園といっても定番のゾウもキリンもいない規模の小さい動物園である。しかし、入園料は無料ということもあって人気の動物園である。人気の動物はツキノワグマとペンギンでその他ペリカンやミーアキャットといった珍しい動物もいる。動物園の敷地以外にも動物を見ることができる。ネコやハトはもちろんだが、たくさん木があるため、場所さえ知っていれば、野生のリスを見ることができる。また、和歌山城のまわりを囲んでいるお堀にはコイがたくさんおり、エサを投げると大量のコイがよってくる。筆者も小さいころコイにエサをよくあげていた。

和歌山城にはたくさんの門が存在する。戦災で焼けてしまったが、現在復元などにより、6個ある。例えば、追廻門、岡口門が現存し、岡口門は国の重要文化財に指定されている。その他、二の丸にある大楠は県指定特別記念物に指定されている。
敷地内にはさらに、西の丸庭園、(通称紅葉渓庭園)があり、国の名勝に指定されている。その名の通り秋になると紅葉が見事である。秋も紅葉できれいだが、春もまた見事である。春になると桜が満開になり、この時期になると屋台がでて毎年大勢の花見客で賑わっている。
このような和歌山城には、芝生の広場や運動場があるため、遠足の場所として人気である。そのため、この周辺の小学校の子供たちは一度は遠足で行く場所である。筆者も小学校の頃、二年に一回のペースで遠足に行った。また、子供たちだけでなく、平日の昼間などは大人もゲートボールやテニスをして和歌山城を活用している。さらに、夜になると、ジョギングをする人が周辺に集まる。和歌山市で毎年夏に行われるジャズマラソンの時期になると、より一層のランナーが和歌山城の周りでトレーニングにやってくる。このような和歌山城に実際に行ってみ欲しいが、このお城を一望できるとっておきの場所がある。それはお城の前にある岡公園である。この公園は滑り台が急で地元では人気の公園である。その公園には小高い山がある。石段を登っていき小高い山の頂上から見るのが筆者のおすすめである。

和歌山城の他、あまり知られていないが、和歌山市には古墳も存在する。紀伊風土器の丘という名前の施設で、国の特別史跡に指定されている約400基の古墳群、復元した竪穴式住居、移築した江戸時代の古民家集落(国の重要文化財2件を含む)、資料館および万葉植物園などで構成されている。ほぼ山一つ分が施設として保全されているため、地元の人がよくハイキングコースとして利用している。和歌山城同様、古民家を見ながらの花見も風情がありおすすめである。
このように和歌山市にはあまり知られていないが、すばらしい歴史的建造物が現存する。
このような和歌山市をぜひ訪れて欲しい。


和歌山市の歴史的建造物
和歌山市の航空写真(2008)
右上にある木が生い茂っているところが和歌山城


より大きな地図で 和歌山市の中心地、七番丁 を表示





Posted by Miho at 09:13│Comments(0)
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